東京オートサロン2022
東京オートサロン2022
2022年 1月 14,15,16日の3日間、千葉県 幕張メッセで開催されました。
約700台もの車が出展となった今回のオートサロン。その中でアイスフューズやアイスワイヤーがされている10台の出展車両をまとめました。
快適性やエコを求めることが多くなってきた時代ではありますが、レースや競技でのe-Tuningのパーツとして選ばれる機会も増えてきています。
T by Two / LIBERAL
GR YARIS
① ハイカレントアーシングケーブル
② アイスフューズ
GR YARIS は、バッテリーがラゲッジにあり、エンジンに必要な電気が離れていて、ちょっとした電気の見直しでアクセルレスポンスなどが変化します。
補器バッテリーがシートの下やトランクスペースにある近年のハイブリッド車にも同様のことがあてはまり、12Vのボディアースの強化はとても重要です。
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Booster
S15 シルビア
D1GP 参戦車両
① ハイカレントアーシングケーブル
6気筒エンジンに積み替えられたシルビア。
ドリフトは今、軽量でハイパワーが必須となってきている時代。
そのために小さなバッテリーなのに高性能な燃料ポンプやインジェクター、イグニッションコイルが必要となり電気的には矛盾が生じてしまいます。
ラジエターもトランクに移設され、放熱のためにはハイパワーな電動ファンも必要となり、いかに電圧をキープ出来るかということも課題となるD1車両。
極限の状況下でアイスワイヤーは使われています。
leaf auto
MINI F56
① ハイカレントアーシングケーブル
② イグニッションコイル ポテンシャルイコライゼーションケーブル
③ アイスフューズ
モンテカルロラリーで活躍したミニクーパーを現代に甦らせたかのようなF56は、デザインだけでなく走りのほうにも拘りを持とうということから、アイスフューズやアイスワイヤーでのアーシングケーブルが選ばれました。
これらのアイテムを装着すると、BMW同様ガラガラと鳴るエンジン音のメカノイズがとれ、アクセルを踏むとキレイに回転が上がるようになります。
これはエンジンのヘッドが樹脂になっていることも原因のひとつと考えられ、静電気の帯電による影響はこのような現象として現れてきています。
T&E VERTEX
RCV
D1GP 参戦車両
① ハイカレントアーシングケーブル
このVERTEXのレクサスRCもエンジンは6気筒3.5L。
シルビアでも書いたようにかなり電気を使います。
パワーステアリングも電動になっています。
D1の車両は電圧降下との闘いでもあります。
JAOS
Hi Lux
Asia Cross Country Rally 参戦車両
① ハイカレントアーシングケーブル
② アイスフューズ
実はこのハイラックス、ガソリンクラスへのラリー参戦のためにガソリンエンジンの車両を海外から手配したというかなりレアなもの。
ディーゼルと比べるとガソリンエンジンのハイラックスはどうしてもトルク値が低く加速性能に差が出てしまうということ。少しでもその差をつめるべくアイスフューズやアイスワイヤーでのアーシングが採用となりました。
A PIT AUTOBACS SHINONOME
ABARTH 595
つくばサーキット タイムアタック参戦車両
① ハイカレントアーシングケーブル
② イグニッションコイル ポテンシャルイコライゼーションケーブル
③ アイスフューズ
A PIT AUTOBACS SHINONOMEの最新デモカーのABARTH 595。
すでにハイカレントアーシングやイグニッションコイルの静電気除去や電位の平均化のためのアーシングを施してあります。
ABARTH 595にはバッテリーターミナルに電流制御のためのセンサーがなく、スーパーマテリアルバッテリーターミナルへの交換も可能なので、さらにパフォーマンスアップが狙えそうです。
A PIT AUTOBACS SHINONOME
スイフトスポーツ Z33S
つくばサーキット タイムアタック参戦車両
① ハイカレントアーシングケーブル
② スーパーマテリアルバッテリーターミナル
③ アイスフューズ
スイフトスポーツ ZC33S は、バッテリーターミナルやアースケーブルを強化してあります。
この車両も昨年12月のつくばサーキットでのタイムアタックで走っています。
スイフトスポーツもイグニッションコイルのアーシングはきっと良い影響を与えることでしょう。
A PIT AUTOBACS SHINONOME
WRX STI (VAB)
つくばサーキット タイムアタック参戦車両
① ハイカレントアーシングケーブル
② スーパーマテリアルバッテリーターミナル
③ アイスフューズ
つくばサーキット2000のタイムがもうすぐ1分を切るところまできたWRX STI。
今年はプラス側の強化のお手伝いが出来ればよいですね。
水平対向エンジンはイグニッションコイルの位置が横になり、狭い位置にあるため施工が大変ですが、離れているからこそ、イグニッションコイルのポテンシャルイコライゼーション(電位の平均化)は有効的と考えられます。
EDEN
ABARTH 595
① ハイカレントアーシングケーブル
② アイスフューズ
カーボンのオーバーフェンダーでワイドトレッドになったABARTH595。
今年はレースにも参戦していく予定とのことです。
タイムアタック同様、コーナーでの立ち上がりにアドバンテージが得られ必要なスピードまでの時間が短くなります。
1.4Lターボエンジンのターボが効いてくるまでの加速の穴埋めはe-Tuningが効果的です。
EDEN
FIAT 500
① ハイカレントアーシングケーブル
② アイスフューズ
FIAT500では速さというより快適性を求める方に注目されるでしょう。
エンジンのメカノイズの低減や低回転域でのトルクアップによるアクセルをいままでより踏まなくても(エンジン回転を上げなくても)前に進んでいくことで室内は静かになります。
フィット500のデュアルロジックは2ペダル式シーケンシャルトランスミッションで、坂道発進が苦手な構造。
実はボンネットの静電気がミッションのセンサーとコンピューターの信号の伝達の邪魔をするという統計が取れてきており、ボンネットとボディのアイスワイヤーによるアーシングはMINIの7速DCTやFIATのデュアルロジックの加速時のギクシャクに効果的です。
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